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勉強会の参考文献

『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』

は、主にこちらの参考文献をベースにしています。

どれもとても素晴らしい本なので、もっと詳しく知りたい方はこちらを是非お手にとってみてください。


「はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで」 著/石田仁

LGBTについて初めて学ぶ方に、入門書として最適です。 とてもわかりやすいし、2019年刊行の本なので、情報も比較的新しいです。



「LGBTを読みとくーークィア・スタディーズ入門」 著/森山至貴

私は勉強会で、理解を深めるという行為を良心の問題、寛容になる、優しい気持ちで受け止めてあげるという行為ではなく、“浅くても良いから正しい知識を持つこと”と定義しています。そのきっかけとなったのがこの本です。 第一章「良心ではなく知識が必要な理由」は目から鱗がボロボロボロボロこぼれ落ちました。 勉強会の一番の基盤・要にさせて頂いています。 是非是非お手にとってみて下さい。


「先生と親のためのLGBTガイド 

 もしあなたがカミングアウトされたなら」 著/遠藤まめた

特に演劇人で中学や高校にWSしに行く機会が増えた、演劇を通じて子供と接する機会が増えた方にとってもおすすめします。 第3章 教師・大人ができること の中には、学校に常駐する先生にしか出来ない事も書いてありますが、子どもと接するときに大人が具体的に実践出来る事が書いてあります。 特に私がうおおお!と思った内容は ・LGBTについて小学生にどのように教えれば良いでしょうか? (5歳〜8歳の子どもに伝えたいメッセージ/9歳〜12歳の子どもに伝えたいメッセージ) ・LGBTについて中学生にどのように教えれば良いでしょうか? ・LGBTについて高校生にどのように教えれば良いでしょうか? の項目です。 子どもの年齢に合わせて使える言葉を持つ事は、子どもと接する機会を持つ大人にとって、めちゃくちゃ役に立つのでは?と思いました。


「LGBTとハラスメント」著/神谷悠一 松岡宗嗣

言っちゃいがち!な言葉や、よくある勘違いを、丁寧に簡潔に解きほぐして説明してあります。 どのような事が当事者に起きているのか、悪気はなくかけた言葉でも当事者からすると全く違う意図として伝わっている事など、具体的なパターンを挙げながら書かれています。 ・「両方の気持ちがわかる」と思う人たち ・「私は気にしない」が「差別しない」だと思ってしまう人たち ・「私はLGBTの友人がいるから理解がある」と思い込む人たち ・過剰に「理解しているよ」「大変だったね」とねぎらう人たち など。 当事者と非当事者とのコミュニケーション上の溝が、この本を通じて少しでも埋まっていく事を願っています。




身体の性のグラデーションモデルなどは、こちらのホームページに載っている

LGBTQ等性的マイノリティのみなさんや,「性の多様性」の講演・セミナーを行うみなさんが,DSDsについて触れる場合の注意点などをまとめたパンフレットに則ったものを使用させて頂いています。

パンフレットは上記のホームページからダウンロード出来ます。




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